久し振りに徹夜で有機溶剤まみれでフレームの組み上げやってたら急に冷え込んできたのと相まって不整脈が!
ここ最近はコーヒーのがぶ飲みとかチェーンスモーキングに注意していたからか調子良かったんですが、やはり溶剤の長時間曝露はそこそこの防毒マスクを装着してても肺水腫気味になるのでキツい。
もうホント肺に思い切りキます。
心臓がユーロビートを刻んでます。
不整脈と言っても期外収縮は別に痛くも苦しくもないですが、トントン、トトトトン、と続くこのリズムなんか気持ち悪いなぁ・・・・
PC担当:ユーロビートとかカッコつけてるけど、それドドンパのリズムな。
私:オイ!せめて格調高くポロネーズ位でたとえろや!!
衣裳担当:いえ、完全にドドンパです。
私:可愛そうだよズボンのオナラ〜♪右へ左へ泣き別れ〜♪
PC担当:それはドドイツ。
私:ところでさ、話変わるけどツールドフランスがドイツ国内で開催されればツールドドイツになって面白くね?
PC担当:・・・ちょっと面白い。
衣裳担当:どや顔ガッツポーズはやめてください。
この不整脈、何が困るかって吃逆みたいな感じで軽めの空咳が出続ける事ですよ。
ご時世がらキンペーウイルス罹患者に見られかねないのでコンビニすら行きにくい・・・・
なんか上手く止める方法は無いものか。
以前に精密検査して貰った医者に聞いたところ、このタイプの不整脈はほっといても平気だけどどうしても止めたいなら心臓のある部分を電気で焼き切る手術があるよ、と言われました。
それはちょっと嫌だ・・・・
PC担当:じゃあ代りに大脳の左右繋がってる部分を焼き切れば良いんじゃね?
私:ロボトミー手術じゃねえかそれ!!
楽屋がらみの新たなヘッドの製作も硬化待ち時間の合間に始めてます。
ご希望のリクエスト競争の激戦を勝ち抜いたヘッドなので気合いが入ると言うものです。
何が選ばれたかは秘密です。
まぁいろいろそれ方面の解釈が面倒なので私的な造形練習で量産前提ではなく一個だけ試作しましたが完成して練習が終わったから要らなくなったので廃棄するのも勿体無いから一個だけですが欲しいお方に売りますよという体にて回避。
PC担当:でも決定の半分はおっさんの好み入ってね?
私:詳しい答えは明かせないがソレに関して否定はしきれないな。
だってとってもとってもとってもとっても大好きだからしょうがない。
衣裳担当:それ答えを言ってます。
PC担当:量産したらマジで告訴の5秒前。
衣裳担当:だから答えを言ってますって・・・・
衣裳担当:でも絶対のりピー造ると思ってましたが違いましたね。
私:あ〜・・・・造りたいんだけど・・・・難点があってな。
もし立体化したら見た目が桂正和先生のイラスト過ぎるので難しいんだよ。
PC担当:わかる〜!
私:でもウイングマンとか初期のヒロインの増田美亜っぽい輪郭と頬っぺたの感じは捨てがたいよな?
PC担当:わかる〜!・・・・ってわかんねえよ!!
私:ほら2代目地球防衛少女イコちゃんの・・・・
PC担当:あ・・・ああ!わかる〜!
衣裳担当:あなたがたルークとヤンのバレンタイン兄弟みたいです・・・・
今週の出荷は修理、メンテナンス個体でした。
人間と違って怪我しても自然には治らないので骨折などの派手な破損の場合はこちらに送って貰っての修理が必要です。
こりゃまた派手に、OK、OK、ウチはほんと良いスタッフが居ますから、そうそうドイツ製のフレーム修正機も入れたんですよ。
PC担当:お前が一人でやるんだよ!
骨折の場合は該当箇所のパーツを取り出して採寸して同じパーツを複製して組み入れます。
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完成ストックしてるパーツだと組み合わせる場所の磨耗具合によっては作動時に微妙に引っ掛かり感が出たりしてマッチングしない場合もありますので細部の数値をコピーしてそっくり同じ物を造った方が確実です。
1108は修理が簡単なので一週間もあれば大概の修理は出来ますが1412の修理は大掛かりです。
その点を改良してパーツを再設計して最新の奴には組み込んでますが初期ロットの奴だと修理に一月以上を要します。
ギリギリツラツラの設計ゆえにクリアランスが無さ過ぎて工具が入らない場所が多過ぎる。
なので後期モデルは接続方法を見直したフレームに変更しています。
壊れない方が良いのは当たり前ですが、偶発的な事故で想定より加速度が加わったり、意外な方向からの衝撃で破損したりの事故は完全には防げません。
そしてその時に修理が困難ではいけません。
肘と膝の関節は単方向作動のソリッドジョイントなので、作動方向への不意な大入力はまだ防げますが作動方向外からの大入力で捻れが加わると破壊に至ります。
これは仮に金属で造ったとしても曲がりますのでその場合修理費用がかなり高くつきます。
まぁ金属でフレームを造るのであれば質量との兼ね合いで大体アルミニウムでやるでしょうが、曲がったり歪んだりしたアルミはもとに戻りません
ある程度の柔軟性を持たせたブレンドの樹脂の方が深刻な破損に至るまでの入力であれば衝撃を吸収して元に戻る物性があるので安全です。
交換も楽です。
気になる修理費用はシリコーン素材の人形よりは遥かに安いと思います。
昔ウチもRTVシリコーン樹脂で造った時代もありましたがアレはほんとに修理が難しいです。
て言うかパーツ交換みたいな修理は不可能ですよ。
シリコーンの切れ目は完全には接合出来ないしもとの強度は絶対に出ません。
それがシリコーン樹脂の素材としての最大の泣き所だと思いますね、造るときは楽ですけど。
画像は地元のバス。
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何でこういうオドロオドロしい怖い系のフォントを社名表記に使うのか・・・・
流行ってんのか?
こういうフォントは自動車税納付書とかに使えばいいのに。
PC担当:よけいに嫌だろ・・・・
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