裏庭にはサンダーとか使う切断作業場があるんですが、雪で竹が軒並み倒れてきて除去しなけりゃなりません。
めんどくせぇ・・・・
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雪の重みで曲がるのは仕方無いとしても、雪が溶けて負荷が減っても曲がったままで真っ直ぐに戻りゃしねぇ・・・・
片っ端からぶった切るしかない。ああめんどくせぇ・・・・
PC担当:まぁまぁ、かぐや姫が出てくるかもしれんじゃないか?
私:なるほど・・・・
いっぺー竹切ったらハーレムが作れっかもしんねぇな?
か〜!オラなんかワクワクしてきたぞ!(CV:野沢雅子)
衣裳担当:そんなイヤラしい悟空は嫌です!
私:竹を切れば美しい姫が現れるなどという都合の良い現実は存在しない。
しかし切った竹の中から自分好みの美少女が現れるかもしれないというロマンは確実に存在するのだ。(CV:阪脩)
PC担当:課長はもうだめだ・・・・
〜追伸〜
某アイドルグループの数並みに敷地内48本もの竹を頑張って切断しましたが、かぐや姫は一人たりとも居ませんでした。
PC担当:次は坂下の川で桃が流れて来ないかを見張るのが良いんじゃね?
私:え〜・・・・その桃を割って出てくるのはちんちん付いてる奴じゃん・・・・要らねぇ〜・・・・
PC担当:今、世間では男の娘というジャンルがあってだな。
私:なるほど・・・・でもなぁ〜・・・・う〜ん・・・・
衣裳担当:鶴の恩返しといい昔話の曲解が過ぎます!
さて、アート界では最近パクリ疑惑で騒ぎになってるお話がありますね。
トレースも一つの技法であってそれ自体を怪しからんとするのはちょっと違うとは思いますが、どうも元の作品をソフトウェアでチョチョイと弄っただけの物を自分の作品として出しているというのが騒ぎの原因となってるみたいでコレはちょいとイカンと思いますね。
アート作品って言っても売らなきゃ趣味であり模写も手法の勉強だったりもするので問題ないと思いますが、堂々と売ったり洒落にならない金額が絡んで規模もデカくなってくると話は違ってきます。
先ず原則としてモトネタの著作権や肖像権の問題があります。
コレは無視できません。
あくまでも私見、と言うか私なりの考えですがこういう問題の原因は3つあります。
先ず製作者側の問題としては倫理とかではなく楽をし過ぎてる点があるのではないかと考えます。
パソコンとそのソフトウェアが進化し過ぎて誰にでも簡単にトレースが出来てしまう状況に根っこがあると思います。
パソコンもソフトウェアも目的の為のツールに過ぎません。
道具を使ってより高度な物を作り出したり作業負担を減らすことに何ら間違いはありません。
しかしですね、アートっちゅう物は製作者の魂を何らかの形で抽出して練り上げるものだと思うんですよ。
あまり楽をしてやってもそれは機械とソフトウェアが創り出したものであって自分で創ったというカタルシスと等価交換になりゃしませんかね?
いや、新しいテクノロジーを取り入れて何かを造り出すのは素晴らしい事です。
ただ絵画に至っては問題となってる手法はそのアーティストだけが持つ特別な技法ではなく、パソコンと同じソフトウェアを駆使すれば製作者以外の人でも同じような作品が創れてしまう事が大問題だと思います。
これが先ず完全オリジナルをゼロから創ってそれを版画やコピーなど自己複製して数を売るなら何ら問題はないのですが最初の奴が簡易なトレースがベースで、ましてや他人の作品そのものをソフトウェアで弄った程度の物であればそりゃ叩かれますわ・・・・
幾ら弄っても他人の作品でしょそれじゃ。
自分のオリジナルとは到底言えまいよ。
オリジナリティーの喪失は芸術家としての敗北です。
芸術は大衆の物であり、精度の高い素晴らしい作品が量産されて世の中に拡がるのは素晴らしい事でしょうが、誰にでも簡単に同じものが造れるとなった時、その作品や複製行為自体にいか程の文化的価値があるというのか?
オリジナルが不在で安易なコピーとそのまたコピーが世の中に氾濫して、あまつさえメディアによる作られた流行に先導されて持て囃されたりするなど真面目に身を削って創作しているクリエイター達にとって悪い冗談ですよ。
本当に馬鹿馬鹿しいですわ。
アートをナメるのも大概にしろや!
人は水と同じで低きに流れます。
楽な道があればそれを選択するのは当たり前とも言えます。
ですがその流れを断ち切って自己を磨くアスリートとかプロバレリーナの様な根性こそがアーティストの目指すべき道だと私は思います。
心意気って奴ですよ。
第2に今回は文化庁とかも尻馬に乗ってるみたいですが、公金を突っ込む立場の集団がアートに対して全く知識を持たない点があります。
収支とかキャッシュフロー的な観点からしか見ちゃいねぇ。
そこに付け込み利に悟いブローカーがそれなりに見映えの良い、言い換えれば話題性の採れるアーティストを祭り上げ売り込むというアート業界の腐りきった構図があります。
そりゃ金稼ぐことに異論はありません。
無いよりあった方がいい。
だがマネーロンダリングの道具にアート作品やアーティストを使って欲しくないですね。
かといってコンテストなどを開いてその上位入賞者を採用みたいな形にしたとてどうせスポンサー利権がらみの出来レースになるでしょうし、展覧会なども同じでしょう。
名古屋で問題になったアレとかもね、主催者などは勿論、選考者も一部の出展者すらアートを理解してるとは到底思えません。
少なくとも一部の人以外は自分の手を動かし汗を流し私財をぶっ混んで作品を創ってる様な人間では無いでしょ?
私は世のアーティストに問う。
そんな奴に選ばれて嬉しいか?
第3にアーティストという職業の利益配分に問題があります。
商業で成功して食って行けてるのはピラミッドの頂点も頂点、99%のアーティストはそれ一本で食っていくのは不可能です。
この収入の問題が腐れブローカーを助長させています。
清貧のアーティストが見た事もない桁の金くれるって言われれば転ぶよ・・・・
若けりゃ若い程そうなる。
俺みたいに老獪で世捨て人な奴でもなけりゃそうなるのが当然でしょ。
誰だってお金は欲しい。
俺だって仕事で魂は売らんがそれ以外ではお金は欲しい。
金払ってでも欲しい!
衣裳担当:おかしくないですかそれ?
そこに付け込んで来るのがブローカーや広告代理店とかであって結局は利用されてるだけだ。
今回渦中の人もある意味被害者の一面もあると思います。
しかしまぁパクリネタの元の権利者に対して使わして戴いてますよのリスペクトが無いのはイカンですが、その辺のロイヤリティの支払いの真実は当事者でなきゃ判らないので自分にははっきり言えませんが、売ったんなら引用の出所は書かないといけませんとしか・・・・作品を拝見して知る限り書いてないですからちょっとねぇ。
とにかくブローカーだの広告代理店とかのその錬金術は見事なもので目先の提示額の数十倍は自分達が持ってくのが真相ですよ。
彼らはそれが仕事だから悪いとは言わないですよ。
社会のマネーフローを回すのは資本主義社会の鉄則ですし。
でもね、関係者にも鑑賞者にも俺は言いたい。
芸術の神様は祭り上げられたそんな場所にはいないよ。
神様はアーティスト個々の中にいてそれをないがしろにしたら一生辿り着かないと思いますよ。
補助金や助成金は貧乏な我々アーティストには有り難い制度ですが、それは大半中抜きされてアーティスト本人には雀の涙しか届いていないという事実も告げておきます。
しかも代理店にとって安全な使いやすい奴にしか恩恵は無く、本当に実力のある本物の作品を創るアーティストは大概尖り過ぎた物を創ってるのでお役所仕事が絡むと更に許可が出ないのでクールジャパンとか言っても企業の利益回収の場にしかなってねぇ。
俺などお声が掛かっても大概審査に通らん。
少女の裸体は駄目だってさ。
著作権とか肖像権に抵触とかなら納得もいくが、人形の裸体が駄目とかくだらねぇ基準を振りかざすなら選ばれなくても結構だ。
ぷいってしてくださいまし。
わふ!
あ、わたし少女しか創りません。素敵な少女しか創りません。
PC担当:それいじょういけない!
文化庁は死ぬまで毒の無いぬるいアートごっこをやってればいい。
俺は100年先を目指す。
で、本題の模倣と著作権の話ですが、殆ど全てのアートはなにがしかの類似性を持っていてパクリとまではいかずとも模倣の要素はあります。
だってみんな憧れの作家や目指す作家、手本として勉強した作家は居るでしょうし、その高みに近付かんとして技法や技巧を高める訳ですから。
まぁ自分の場合はレオナルド・ダ・ヴィンチとジャンパオロ・ダラーラとマルチェッロ・ガンディーニの3人ですが。
絶対的な美、とくに機能美に関してはイタリア人に敵わない。
漫画は日本人作家の圧勝ですがね。
PC担当:かなり歪んだ美術感だということは理解した。
私:可動人形はアートと工業の融合だから。
骨が駄目ならすべて駄目、見た目が悪けりゃすべて駄目。
一点も手が抜けないのだよ。
肝心の著作権の問題ですが、ウチでもコスプレなど衣裳自体が記号として商品の独自性を表すものであった場合は真似して撮影はすれど販売はしません。
この辺りのさじ加減はいつも頭を悩ませますが、衣裳自体がその人物と完全に表していなければまぁ良いんじゃねぇのと思います。
漫画やアニメのキャラクターは原則として同じ衣裳のまま話が推移していきますからその服自体がキャラクターそのものを表現している事になると思います。
自分は使うにあたり真似させて戴いてる作品を称賛してますしその漫画やアニメも定価新品で全て個人的に購入させて戴いてます。
そのアーティストに対する敬意と分野は違えど同じアーティストとしての仁義です。
一方、芸能人とかモデルさんの衣裳や水着とかは常にそれを着用し続けてるわけではありません。
よって特徴的な衣裳であっても個々の衣裳を真似たり同じものを買ってきて使用しても本人を示す記号とかにはなり得ません。
ここで難しいのは集団系アイドルのお揃いの衣裳や実在する学校や団体の制服等はその集団を示す商標になり得るという事になり、それを模倣すれば著作権に抵触する可能性が大だという事です。
まぁ、模倣は何事もやり過ぎないのが吉という訳ですね。
以上の事を踏まえて、コレからも怒られない範囲で面白いコスプレ等を驚異の再現度と情熱でやっていこうと思いますので応援してください!
PC担当:やるんかい!!
画像は新ヘッドのテストショット。
可動プレートの位置関係をチェックする為にニュートラル位置で仕込んだ物なので出来映えは無視。
コレを元に新ヘッドのプレート位置を決めます。
そしていよいよ完成へ。
待て!次号!
PC担当:次回!エロ人形先生第12話!こんなはずじゃなかった!
私:オイ!!
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