花梨の実がたわわに実ってます。
これ凄く良い匂いがしていかにも美味しそうな果実感なんですが、果肉にも種にもアミダグリンが含まれてるので生で食べると腹ん中でシアン化水素が出来ちゃうのでラスプーチンでもない限り最悪死んじゃいます。
なので猿も猪も食べません。
まぁ熟しても固くて渋いので砂糖漬けとかホワイトリカーとかに漬け込むしか食用に供する手はありませんが。
とにかく素のままでは使い途無いです。
なので周りのビワだの柿だのは猿と野鳥にマッハで食い荒らされる中で最後まで残ります。
さてそこで問題なのは落下事故ですよ。
でかい奴だと500gを越えるのが2メートル以上の高さから落ちてきますので頭に当たると結構痛い。
なので通路に当たる部分の上に這う枝に生ってるやつを除去しなけりゃならんのですわ。
で、脚立に乗って除去作業をするのですが、まぁお約束の様に切り取った花梨の実がドローン攻撃かよっていう精度で自分の頭にストライクする訳ですよ。
あまつさえ脚立踏み外して転けるというおまけ付きで。
たいした高さじゃないですがちょうど狙い澄ました様に転倒先に石灯籠とかがあって後頭部を痛打して刻の涙を見るはめに・・・・受け身もクソもありゃしない!
大きな星が点いたり消えたりしてる・・・・
衣裳担当:それ危ないです!
で、でっかいたんこぶが出来たんですが帰り際にこのままだと自転車のヘルメット被るとコブが当たって痛いので、そうだ!切って血を出せば引っ込むんじゃね?
って感じで消毒したカッターで手探りで切ったんですよ。
PC担当:ボクサーの眼の上の血溜りをセコンドが切るみたいにか?
私:そうそう、そんな感じ。
衣裳担当:ワイルド過ぎませんか?・・・・
そしたら思いのほか血が流れ出てシャツの背中が血塗れになってまいっちんぐ。
でもまぁ5分くらいペーパータオルで押さえてたら血も止まったしまぁ家帰って着替えりゃ良いやって感じでそのまま車に乗って帰ったんですよ。
で、帰り道に あ、いけね、ウスターソース使いきったな、買ってかなきゃ・・・・って思い出して深夜営業のスーパーの駐車場に車を滑り込ませたんですよ。
シャツの背中が血まみれだって事をすっかり忘れて。
で、そのスーパー、っていうかドラックストアの駐車場は深夜よくパトカーが入ってきてですね、買い物するでもなくエンジンかけっぱなしで中に人が居るみたいな感じの車にバン掛け(職質)してるのを見掛けるんですがその夜も見た目いかにもな感じのローダウン系の黒色の軽自動車の兄ちゃんが職質受けてましてね、まぁこう言っちゃなんですけど大麻の葉っぱの形の芳香剤みたいな奴ルームミラーにぶら下げてるしで職質もさもありなんって感じでお巡りさんも大変よね、って思いながらその2区画奥のスペースに車停めてドアを開けて降り立ち、店に向かう道すがらお巡りさんに
大変っすね、夜遅くご苦労様です!って声掛けてむこうも軽く会釈するみたいな感じで
和やかに買い物が始まろうとした矢先、いきなりお巡りさんが
ちょっとちょっと!あなた!ちょっと待って!
私:はい?俺ですか?なんでしょうか?
警官:ちょっと!あなた!背中!それ!
だいぶ血が付いてますが大丈夫ですか!?何かありましたか!?
私:ええっ!?マジですか?いったい何故!?誰がこの俺様の背後を取って攻撃を!?もしや遠距離型のスタンド攻撃を受けてるのか?・・・・ってああ、忘れてた!
実はカクカクシカジカ・・・・ってアーニャが父に説明するかの如くあらましを話したんですが、なんかねぇ・・・・念の為だかなんか身分証を見せたりついでに車の中見せて戴いても良いですか?みたいな流れでもらい職質状態で超うざい!!
PC担当:そんな血まみれのナリで深夜ウロウロしてたらそうなるの当たり前だろ・・・・
衣裳担当:コナンの黒塗りの犯人並みの怪しさです。
私:やだ、犯沢さんか俺?
まぁ別にそれだけの事でパトカーに乗せられたり援軍呼ばれたりはしませんでしたが余計な時間をとられましたよ。
PC担当:せめて着替えるか何か羽織れよ・・・・
画像は先々週の作業。
油土でフランジを建てたはいいが急に冷え込んだのでなんか収縮してしまい接合部に隙間が出たので隙間線の廻りをV字に切り込んで新たに油土を捩じ込む作業。
めんどくせぇ・・・・
だが、こういう地道な作業の先に成功の花は咲くのですよ。
ああ・・・・休み欲しい・・・・
PC担当:駄目。
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