著作権を無視した海賊版サイトの問題が今話題になってますね。
この手の不法サイトによる販売数の減少が出版不況の原因だという意見と、出版不況はお金を出してもよいと思わせるだけの面白いコンテンツを造る努力をしてないので出版社側の怠慢が原因だという意見に別れてますね。
漫画の出版不況は本という実体を持つ商品販売における構造的な問題であって内容が面白いとかつまらないとかが問題の本質ではないでしょ。
質量があり嵩張る本は自ずと所蔵数の限界があります。
みんな広い豪邸に住んでる訳じゃ無いのですから。
しかし新作は次から次へと世に出てきます。
その中には当然面白く秀でた作品も多くありますよね?
もうこの時点で面白いものを創る企業努力が足りないという詭弁は破綻してるでしょ。
言ってみれば今の出版不況は書籍という物が記録媒体としての変革の時期に来ていて、それによる混乱が主な原因でしょ?
レコードがCDに駆逐された様に、更にCDすら配信販売に駆逐されかけてる様に、単に新たな時代の変遷に伴う混乱期間ですよ。
だからコンテンツ内容が善いか悪いかとかいうソフトの問題なのではなく単にハードの問題でしょ?
その新たな規格の足並みが揃ってないから出版業界が色々本腰いれて移行できてない状態に過ぎんでしょ。
内容が悪いんじゃなくて商品として供給のやり方が限界に来てるって事ですよ。そして新たな方法を模索してる最中でしょ?
簡単に言えばみんなもう物が溢れて部屋が狭くなるのは嫌!ものを持つのが嫌っ!データでくれ!って考えだしてるんですよ。
て言うか面白くない、自分が興味無い作品はタダでも要りませんよね。
有料だろうが無料だろうが面白い、読みたいから入手する訳であって、そうなると海賊版を利用してる人間だって観たい読みたいから違法と解っててもダウンロードして観るわけですよね?
これはつまり"今の漫画本の市場にある作品は出版社の怠慢が原因で読みたくないつまらない作品とか売れない作品ばかりである、だから欲しがる人がおらず売れないんだ"という考え方はそもそも矛盾してると証明出来る証拠じゃないですかね?
繰り返しますが読みたくない本や漫画なんてタダでも要らんでしょ。
欲しいからダウンロードするんですよ。
欲しがるのはその人の明確な意思だ。
駄目な作品を押し売りしてるんじゃ無いでしょ?
それにしても自分達の不法行為は棚に上げて創り手や発行者に責任を転嫁する屁理屈を捏ねるとか終わってんだろ日本人として。
違いますかね?
出版業界も今迄の殿様商売に胡座をかいたままじゃあもちろんいけませんけど、違法サイト側の意見はあまりにも現実に則していない自分勝手な主張だと思いますね。
で、書籍出版業界隈の構造欠陥ってのはパイに限りがある処に持ってきて長期的な供給過多に陥るって事ですよ。
つまり消費者たる個人の保管場所が限られてる以上、新しい作品を購入して所蔵するには古い本の幾つかを処分する以外はありませんし、そうなればタダ捨てるよりかは売りにいくでしょ。
購入した瞬間から買った人の財産でもあるのでそれをどうしようと勝手ですしね。
衛生的な問題がある訳でない商品の場合、供給側が使用後品の処分に基づく販売や転売を差し止める事など出来ません。
価格吊り上げが目的の転売行為はまた別の話ですがね。
で、そうなるとその中古本を買う人も出てくるでしょう。
その結果として定価の新刊がある程度売り上げを喰われるのは必然ですね。
これが出版業界の構造的な欠陥ですが仕方の無いことですし、空いた蔵書のスペースを埋めるべくまた新たな作品を購入してくれるのですから努力が足りずに新刊が売れないっていう意見は理屈として弱いですね。
でもまぁ違法サイトとは違ってこれはイイじゃないですかね?
中古再販を生業にするには古物商の免許という公的な資格が要りますし、免許制度が存在するって事はその業務に関しては社会的コンセンサスはあるってことなんじゃないかな?
お小遣いの少ない学生さんや子供逹だって漫画は読みたいんですし、その子逹が大きくなれば買ってくれる様になるでしょうからこの点は大目に見た方が良いのでは?
だが海賊版!オメエらは駄目だろ!
海賊版サイトの運営者は図々しくも後者の意見、つまり漫画が売れないのは出版社が悪いと主張してますが、そんな訳はありません。お前らが全部悪い。
仮にその意見が正しくとも、彼らの行為はそれが内容の完全なコピーであり二次創作とか引用の範囲を越えた実商品を扱うのと同等の無断利用であって、明確に著作権保護に関する法律に違反してますからどんなに理屈を捏ねても単なる窃盗とその幇助だと思いますよ。
そもそも面白いコンテンツを造る努力が足りないとかどうのこうのの理由で製作出版や権利に関して無関係の人間が、今ある最新の作品を許可無しに複製して、あまつさえ勝手に頒布してよいと言う理屈にはならないでしょ。
作品を無料で公開するもしないも製作者側の持つ自由な権利であって、製作に携わらない第三者の判断でどうこう出来る権利じゃないし、ましてやそれをダシにアフェリエイとなどの広告収入で利益を上げて製作者に還元しないとかふざけたことをやって良い訳無いだろ。
君それ泥棒と同じだよ。
何がコンテンツは無料の時代だよ、ふざけんなよ。
そもそも俺ら創作者は原盤をタダで配る気なんか更々無えんだよ。
こっちはコレで食ってんだよ!
創作に関係無ぇ奴が勝手に決めんなよ。
寝言いってんなよ乞食が。
私は漫画とか好きです。
ええもう大好きですよ。
廃盤とか絶版とかの仕方の無い理由、或いはどこ探しても売り切れとかウチの写真集みたいに発禁喰らってもう正規の書店では流通不可能みたいな、つまりもう新品で書店で手に入らない物は仕方なく古書店で買ったりしますが、今普通に流通してる書籍は漫画に限らず高くとも書店で定価で買います。
それが創る作品の違いはあれどもクリエイターの仁義ですし、自分の愛する文化に投資する正しい行為だと考えています。
創作の意思も無く、才能も無く、努力も学習もせず正当な労働もせず、人様の足ばかり引っ張って自分ではな〜んにも産み出さない寄生虫やウイルスの如き海賊版行為を自らの珍奇な屁理屈でもって肯定するのは筋が通らな過ぎるぞ。
創作物の価値とその創り手の努力と苦労が解らない奴はまるで半島メンタルのヒトモドキと言っても過言じゃないぞ。
知らずにやってても罪が重いが解ってやってるならなおの事クズ野郎だ。
この国ではこういう窃盗行為を屁理屈で正当化したり逆ギレしたりするのは盗人猛々しいと言いますね。
法的に駆逐して今迄の対価を全て支払わせるのが正しいと思いますが如何。
まぁ訴訟とか手荒にやらずとも、一度真面目に話し合ってお互いに利益が出て作者も潤う様にするビジネスモデルを目指した方が良いよ。
ダウンロード販売には出版業界の抱える構造欠陥を払拭して新たなビジネスモデルを創り出す可能性と力があるのは事実ですからね。
PC担当:或いは作者に還元するシステムを自主的に造るかすれば良いよな。
私:ウチも画像に関してそれなりの被害を受けてるからな。
海賊版はけしからんの一言でぶっ潰すのが正しいと思うけどね俺の本心は。
もうひとつ出版業界から槍玉に上がるブックオフとかの問題はさ、新刊の中古再版禁止期間を法律で設置するとか、或いは現行で書店で新品状態で買える書籍が古書に流れた場合はお金の無い18歳以下の学生さんしか買えない様にすると良いんじゃないかね?
大人は定価で買いなさいよって事で。
製造担当:なかなか斬新な意見だが煩雑になり過ぎるな。
私:コンビニの食品だって賞味期限切れるとレジを通らないじゃん?
あれと同じシステムをISBNコードとかに混ぜ混んで再版禁止期間を会計時にPOSシステムとかで読み取るようにしてやれば良いんじゃねえか?
設備投資には出版社側も加わり、かつ財団法人中古書籍販売管理機構みたいな利権団体作れば税金も投入できて販売側の設備投資やランニングコストの負担も減るし文部科学省や総務省とか警察庁の天下り先にもなってみんなウハウハで乗って来るんじゃねえのか?
クールジャパンとか抜かしてクリエイターをタダで使い潰す事ばかり考えてないでお上には彼ら創作者を護ることを率先して考えてもらいたいものだな。(CV:秀一)
PC担当:そして野党が噛み付くまでがセットだな。
画像は工房の前をサラサラと流るる小川と敷地内にバンバン生えてくるタケノコ。
一見清々しいですがもうすぐ吸血性の昆虫が大量に湧きます。
藪蚊に虻に、ブヨ。
どいつもこいつもロクなもんじゃありません。
虫けらの分際で人間様の血液を失敬するとか・・・・
ローエングリンとかトールハンマーとかジェネシスとかメメントモリとかで一気に焼き払ってやりたい邪悪な気分になります。
焼け野原ヒロシを呼べぇ!!
タケノコはタケノコで定期的に刈り取らないと崖の石垣を押し出して大変な事になるので面倒臭い。
モウソウダケだから食えん。
食えなくもないかも知れんが試す気にはなりません。
製造担当:どのみちこのサイズじゃもう無理よ。
あ〜あ・・・・割ると日本円とか米ドルとかユーロとかがザクザク入ってる竹が敷地内にバンバン生えてこないかなぁ・・・・
製造担当:無えよ!
私:じゃあかぐや姫として可愛らしい女の子でも良いや。
衣裳担当:もっと無いですし通報事案です。
PC担当:よし、じゃあ中に筋骨隆々のオイルてかてかビキニパンツのボディービルダーが入ってる竹が生えてくる呪いを掛けてやる。
私:やめろぉぉぉぉぉっ!!
今週は製造とかなのでとくに人形の画像はありません。
あら残念。
来週辺りからボディーに接続した状態の画像を載せますのでお楽しみに。
待て!しかして希望せよ!
PC担当:それはもういいっちゅーの!
衣裳担当:よほどそのフレーズが気に入ったんでしょうね・・・・
|